“重要な試合”に向けた予防措置?…ソシエダ指揮官、久保建英の欠場理由を明かす

 レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は、ラージョ・バジェカーノ戦でMF久保建英に出番がなかった理由について説明した。21日、スペイン紙『noticias de Gipuzkoa』が報じている。

 現在絶好調のレアル・ソシエダは、21日に敵地でのラージョ戦を迎え、アレクサンダー・セルロートのリーグ戦5試合連続弾などで2-0と勝利。カップ戦を含めた公式戦の連勝を「9」に伸ばし、ラ・リーガでの順位も3位をキープした。しかしこの一戦では、前節アスレティック・ビルバオとの“バスク・ダービー”で大活躍を見せた久保が先発を外れてベンチスタートに。そして前半で2点をリードする展開に、指揮官が久保をピッチへ送り出すことは最後までなかった。

 アルグアシル監督は試合後、久保に出場機会がなかった要因についてコメント。「タケは大腿四頭筋に問題があったんだ。それが彼がプレーしなかった理由だよ。昨日(19日)と一昨日(20日)は慎重に状況を見ていたけど、今週は戦列にいてくれることを願うよ」と、足の痛みを考慮した判断だったと口に。続けて「我々には離脱者がたくさんいるし、これから重要な試合がやってくるから、リスクを冒したくなかったんだ」として、今後の戦いに向けた予防措置的な起用だったことも伺わせている。

 レアル・ソシエダは、25日にコパ・デル・レイ準々決勝のバルセロナ戦を、29日にラ・リーガ第19節のレアル・マドリード戦をそれぞれアウェイで戦う予定となっている。

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