さらば歴史的名旅客機! 「最後のジャンボ機」塗装が完了 デザインはどのようなもの?

本当に、いよいよですね…。

1574機が製造

 1969年の初飛行以来「ジャンボ・ジェット」の愛称で半世紀以上にもわたり製造され続けたボーイング747シリーズ。この最終号機の、機体の塗装作業が完了しています。

 747は1968年9月にシリーズ初号機が完成。導入後は世界中の航空会社で採用され、その比類無き収容力から海外旅行の大衆化に大きな貢献を果たしました。また、日本でもJAL(日本航空)やANA(全日空)が主力機として導入していたほか、現在でもNCA(日本貨物航空)がこの機を使用しています。同シリーズのこれまでの生産機数は1574機と記録されています。 今回塗装が完了した747最終号機「N863GT」は、アメリカの貨物専用航空会社、アトラス航空向けの貨物専用機747-8F。納入は2023年1月から2月にかけて行われる予定です。なお、この機に「最後の747」であることを示す特別塗装や文字の刻印などは、実機を確認する限り実施されていない模様です。 747-8Fは2010年に初飛行し、先代モデルである「747-400」とくらべ、胴体を約5.7m大型化するなどの設計変更が図られた最終派生型です。

【ピカピカです(泣)】塗装が完了した「747最終号機」の全貌

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