
レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督は、ビジャレアル戦での敗戦を振り返ってコメントした。7日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
ラ・リーガで首位バルセロナと勝ち点で並ぶ2位レアル・マドリードは、7日に敵地で7位ビジャレアルと対戦。後半立ち上がりにビルドアップでのミスから先制されるも、60分には相手のハンドで獲得したPKをカリム・ベンゼマが決めて同点に。しかしその直後、今度はスリップしたダヴィド・アラバのハンドを取られてPKを与えてしまい、これで決勝ゴールを奪ったビジャレアルに敗戦を喫する結果となった。
これでレアルは今季リーグ2敗目を喫し、8日にアトレティコ・マドリードと対戦する首位バルセロナにプレッシャーをかけることはできず。アンチェロッティ監督は試合後、先制点を献上したミスや合を動かした2つのPKなどについて自身の考えを語った。
「我々はいくつかのミスをしてしまった。もっと状況を読むべきだったんだ。相手が良いプレッシャーをかけている時は、ロングボールを入れるという選択肢もある。ロングボールを入れれば問題を抱える必要はないからね。そんなに良いものではないが、時には失敗が教訓になることもある」
「(選手交代について…)試合は行ったり来たりの展開だったから、エネルギーをもたらそうとしたんだ。この試合は引き分けようと考えていたんだよ。だがそれはできなかったから、もう前を見よう」
「(PKについて…)明確なルールがある。手に当たった時、手が身体から離れていればペナルティなんだ。スリップしてもそうでなくても関係ない。それに慣れなければね。2つのペナルティは、ルールに則れば正しい判定ということになる」
「もし私がジャッジするのであれば、両方のシーンとも笛は吹かないがね」