インタビュー:ストレスケアを広島の『文化』にしたい – 広島県・三十八花堂

広島でメンタルの相談室「三十八花堂」を運営している保田さん。今回、はたらく人のパフォーマンス維持・向上ができるよう、心理学を学ぶ大学生を「未来のストレスケア担当者」としてプレビューさせる試みを発表しました。新しいストレスケアのできる若者をまず地元で育て、将来的にはこの広島発のモデルを全国に展開していく予定です。保田さんに、学生たちを通して感じる事や、ご自身オススメのストレスケアのお話などを聞きました。

◆広島で成功することは強み

──初めに、保田さんが感じる広島市の魅力は?

当店には中四国・九州の方もよくお越し下さっていますが、広島は街がコンパクトなので買い物等もしやすいとおっしゃる方が多いです。駅近くに球場(セ・リーグ広島のホーム球状)があるので、一泊して野球観戦して帰るという方も多いです。広島カープが勝つと地元紙はスポーツ紙並みに取り上げるので、その点はよくお叱りを受けています。広島市内にはお好み焼き屋さんが多いですが、グルメマップには載っていない良いお店があるので、ぜひ地元の人に聞いてみてください。

──広島発のモデルとして、広島ならではの特徴・強みは?

商売をしていると、「広島の人は保守的」、「もっと都会で勝負したらうまくいくのに」と、よく言われます。広島でうまくいけば全国にその方法を展開でき、広島で成功することそのものが強みになる、と考えています。

◆自ら獲得するセルフケアが重要

──ストレスケアを学ぶ学生さん達の変化や今後の可能性について、お聞かせください。

学生たちは私たちの想像以上にストレスを感じていて、その延長線上で「自分も人もストレスケアしたい」という思いを持ってスタートしています。講座を通じ、「癒しは与えられるものではなく能動的に獲得するもの」ということを体感し、まず自分のコンディションをしっかり整えることを意識できるようになったことが大きな変化です。今後は働く人をサポートする時にも、「自ら獲得するセルフケアがいかに重要か」ということを、体験を通じて伝えられると考えています。

──学生さん達がストレスケアの学習を通じて、地元・広島市にどのように関わってほしいなどの期待があれば教えてください。

ストレスケアを広島の『文化』にしたいと思っています。学生たちは心理の専門家になる人もいれば、一般企業に就職する人や、家庭に入るかもしれません。どんな環境や状況でも心やコミュニケーションは一生切り離せないので、様々な環境で芽を吹かせてくれたらいいなと思います。小さな芽吹きかもしれませんが、『文化』になるためにはそれしかないと考えています。

──保田さんご自身がストレスケアとして気をつけている、実施していることがあれば教えてください。

一つは15分の昼寝です。思考が詰まってくると良いアイデアが出ないので、必ず昼寝をします。あとは、トップアスリートのインタビューを見たり読んだりします。特に、スランプ時や思い通りの結果が出なかった時の言葉を読んでいると自分のストレスが俯瞰して見ることができ、仕事上参考になることが多いです。

◆進んでいくことが『文化』

「三十八花堂」立ち上げ当初から”ストレスケアを『文化』にしたい”と思っています。以前は「自分が生きている間に文化にしたい」と思っていましが、学生とのコラボレーションに至った現在、次に繋がる人を育てながらじわじわ進んでいくことが『文化』だと思うようになりました。社会の人から見れば、学生たちの活動は拙く見えるかもしれませんが、その拙さも含めて応援したい、叶えてやりたいと思っています。

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