共働きの夫が家事を何もしない!こんな時どうする?

共働き夫婦なのに夫が家事を放棄する24時間という限られた時間の中で、仕事と家事をきちんと両立するのは至難の業。
一人なら覚悟も決めますが、夫がいるのにも関わらず何もしないのを黙って見ている訳にはいきませんよね。
「共働き=家事分担」が当たり前になりつつある時代を迎えていますが、まだまだ何もしない夫はいるようです。

家事をしない夫の現状
家事をしない夫は、“給料や労働時間は自分の方が多いのだから、その分妻が家事をすべき”と考えている人が多いようです。
尚且つ、特に感謝してくれるわけでもなく、ちょっと手を抜くと目ざとく指摘してくる夫もいるとか。いつも手伝わない人に文句を言われるほど腹の立つことはありませんよね!

家事をしない夫のパターン
口では上記したような理屈を述べていても、その裏側にはその人それぞれのパターンが隠されています。
「そもそも自分が家事をするという発想自体を持てないタイプ」であれば、恐らく育った家庭が良妻賢母の亭主関白な両親に育てられ、いつでも母親が完璧に家事をこなしていたパターンではないでしょうか。
「敢えて妻に家事をやってほしいタイプ」であれば、身の回りの世話を妻にしてもらうことで甘えが満たされ安心するという、家庭内では自立を拒否しているパターンかもしれません。
または、「とにかく面倒くさがり屋でずぼらなタイプ」の場合、散らかっていようが汚れていようがそもそも気にならないので家事に一生懸命になる理由が分からないというパターンも有り得ます。

夫のタイプによって対応を変えてみる
やれやれ…と諦めそうになりますが、タイプによって対応を工夫することで動いてくれる可能性もあります。
例えば、自分で家事をする発想を持てない夫に対しては“夫が家事をせざるを得ない状況にする”ことです。旅行や帰省など何かと理由をつけて一週間くらい家を空けてみるのはいかがでしょうか。
事前に計画を話さず急に伝えることで相手も戸惑います。仕方なく何かしら自分で家事をする結果になるかもしれません。
妻に甘えたい夫に対しては、現状の不満を冷静に伝えることで目が覚めるかもしれません。とはいえ、このパターンは妻も甘えさせ上手なことが多いのでお互いに原因がある可能性が高いです。その場合、妻がついついやってあげてしまう場面でグッとこらえると一番効果があります。
面倒臭がり屋のタイプには、どれだけ言っても響きません。なぜなら家事の必要性を感じていないのですから!このタイプに悪意はないので、「家事をやってほしい」と伝えるよりも“家事をやってくれると私が嬉しい”と、I(私)メッセージで伝える方が心に響くでしょう。

夫が忙しい共働き夫婦がすべき工夫
共働き夫婦にとってサポートし合うことはもちろん大事ですが、元々の家事の仕事量を減らす工夫をしてみることにも大きな価値があります。
具体的にまとめました。

工夫-1 洗濯について
洗濯は朝派ですか?夜派ですか?
いずれにしても、仕事をしている身としては決してのんびり取り組めるものではありません。
そこで、“洗濯物の量を減らす”という発想を持ってみてはいかがでしょうか?
画期的な例としては、バスタオルを使わない方法があります。
実はフェイスタオル一枚で意外と拭けるものなのです。同じバスタオルを数日使うよりも衛生的ですし、洗濯物の量も削減できますよね。

工夫-2 食事・料理について
毎日手料理に時間をかけていられるほど余裕はありません。
そうかと言って、外食をしたりお惣菜を買ったりしていると出費がかさみます。
そこで週に1.2回まとめて作り置きをし、冷凍してみてはいかがでしょうか?
毎日のおかず一品だけでもストックがあるととても楽になりますよ。
または、コープなどの宅配商品の中には、メニュー毎に人数分の材料や調味料も含めたセット商品が売っています。メニューを考えたり、材料を用意したりする手間が省け、負担がだいぶ軽減されます。宅配サービスは、携帯やタブレットからも注文できるので、買い物に行く時間も節約できて一石二鳥です!
工夫-3 掃除について
掃除を楽にする一番の方法は“物を減らすこと”です。
定期的に断捨離をすることと、物を増やさない習慣をつけておきましょう。
特に、リビングはなるべくいつでもきれいにしておきたいですよね。
そのことを家族全員に理解してもらい「ここだけはきれいにしておく」と決めることで掃除の範囲も限定され仕事が減ります。他の場所は余裕がある時に掃除すればよいのです。
そして、夫や子供のものはそれぞれの専用スペースやボックスを用意して全ての管理を本人に任せましょう。各部屋があれば、そこには干渉しないことです。自立心も育つ上に、リビングに散らかる彼らのものは全部「ぽーい!」とそこへ入れるだけで済みますよ!

(文・亀山 美千代)

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