
急な休みや、時短勤務で職場の理解を得るには?
専門家の回答
急な休みや、時短勤務で職場の理解を得るには、”自分が会社にいなくても業務が進むような体制を常に作っておくこと”です。
職場の皆さんが困るのは、”あなたが会社に出勤しない”からではなく、”あなたが出勤しないことで業務が進まなくなること”、が困ることだと認識してください。
どうしても、仕事を失いたくないために自分だけがわかっている業務、自分がいないとダメな業務を作り、「○○さんが必要と思われたい」と思いがちです。しかし、職場の皆さんは業務が進められればいいわけです。
そのため、自分だけ知っていればいい、自分さえわかればいい業務の進め方をやめ、明日やればいい、今はしないでおこう、などと思わず、常に”明日は来れないかもしれない”と思い、今できることを、出勤しているときに行うことです。
そして、子どもが健康な時は、業務の進み具合を上司に報告しておくことが大事です。そのほかは、机の中、机の上、また、データの保管場所は整理し、電話やメールでの対応など、誰もがわかるようにしておくことです。
そのようにしておけば、あなたのお休みが業務に与える影響は少なくなり、こころよく周りの方も理解し、お休みや時短勤務に協力してくれるはずです。
なお、時短勤務だからできる業務は少ないはず、やらなくてもいい、できないのが当たり前、というような態度になると、周りの協力を得るどころか、反感をかってしまいます。謙虚に淡々と、やるべき業務をこなしていけば、信頼を得て、本当に必要とされる人になっていくでしょう。
自分で仕事を抱えるのはなく、自分がいなくても業務を行えるような環境を積極的に作っていきましょう。
(専門家:はたママ研究所代表 西田 えまぶ)
先輩ママの経験談
時間外に対応するなど、自分の休みのしわ寄せが、誰かにかかるようなことがないように気をつけています。結果を出せれば、なおよしですが、結果を出すための姿勢は少なくとも大事だと思います。あずき 4歳、2歳のママ
日々、真面目に仕事をすること。自分の病気では極力休まないこと。病児保育の混雑状況や、流行っている病気の話など、日ごろ雑談でしておく。あっちん 3歳ママ
事前にドキュメントの整理をしておき、どこにいても作業ができるように、環境を整えています。むっち 7歳のママ
自分のできることは、安易に頼らずぎりぎりまで自分でやり、どうしても・・・、という時だけお願いをします。また、お願いするときは、はじめて見てもわかるように、書類を用意したり、資料を整理するなど事前にやっておきます。また、ほかの方の業務も、自分が手伝えることは積極的に行うようにしています。
のん 3歳、1歳のママ