「政府効率化省」早くも解体か=トランプ政権の目玉政策―米報道

 【ワシントン時事】ロイター通信は23日、米政権で行政の無駄を省く「政府効率化省(DOGE)」が解体されたと報じた。第2次トランプ政権の目玉政策の一つとして今年1月に設立され、政府部門の縮小などに取り組んできたが、強引な手法には批判も集まっていた。
 DOGEのトップに就いた実業家のイーロン・マスク氏は、トランプ大統領との対立が顕在化し、5月に政権を離脱した。DOGEは来年7月まで存続する予定だったが、多くの機能は人事管理局に引き継がれたという。
 報道によると、人事管理局長は今月、DOGEは「存在しない」と語った。 
〔写真説明〕チェーンソーを振り回し、「コストカッター」ぶりをアピールする米実業家のイーロン・マスク氏=2月、メリーランド州オクソンヒル(AFP時事)

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