埼玉県は１４日、県民の日に合わせて県庁オープンデーを開催し、音楽グループ「ＴＲＦ」メンバーでダンサーのＳＡＭさん（さいたま市出身）を県の魅力を発信する「埼玉応援団」（愛称「コバトン倶楽部」）に任命した。ＳＡＭさんは「『ダさいたま』と呼ばれないようにかっこいい埼玉を目指して応援していきたい」と意気込んだ。
埼玉応援団はＳＡＭさんで３０人目。任命した大野元裕知事は「知名度と卓越したダンスの技術などを通じて、埼玉県を大いにＰＲしていただきたい」と話した。
２０２６年１１月に開催される「全国健康福祉祭（ねんりんピック）」のＰＲイベントも実施。ＳＡＭさんは自身が振り付けた「コバトン健康ダンスねんりんピックヴァージョン」を県庁に来た県民らと一緒に踊った。
イベント後、報道陣の取材に応じたＳＡＭさんは振り付けのポイントについて、「全身をくまなく動かせるということを一番考えた」と説明。「毎日続けることで元気になると思う。ぜひ日常の運動の代わりに取り入れていただければ」と呼び掛けた。【もぎたて便】
〔写真説明〕コバトン健康ダンスを踊るＳＡＭさん（右）＝１４日、さいたま市
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