日本代表GK早川友基(鹿島アントラーズ)がボリビア代表戦を振り返った。
日本代表は18日にボリビア代表と対戦。立ち上がり4分、久保建英のクロスに鎌田大地が左足でボレーシュートを決め切り、日本が先制点を奪う。後半に入ると途中出場の選手が躍動。町野修斗と中村敬斗がそれぞれ1点ずつを奪い、年内最終戦を3-0で勝利を収めている。
ガーナ代表戦に続き、スタメンの座を射止めた早川。この試合でも落ち着いたパフォーマンスを披露し、完封勝利に貢献した。試合後、早川は「個人のパフォーマンスよりもそっち(無失点)を重視していました」と振り返りつつ、「代表の舞台でGKがいきなり変わって失点をしていたら話にならないので、GKとしての役割をやることができた」と冷静な言葉を述べた。
来年開催のワールドカップに向けて、熾烈なポジション争いに挑むことになる早川は、「自分がいいパフォーマンスをするだけだと思いますし、今回の代表でやれたことを自分のいい経験にして、いつ出てもやれることを証明し続けることが大事なのかなと思います」とコメントを残した。
今回の代表活動では鈴木彩艶と大迫敬介が不在のため、小久保玲央ブライアンと野澤大志ブランドンが招集された。若手GKと代表期間を過ごしたことについては「2人の良さを感じれた」とし、「身体能力があり野性味のあるセービングを間近で見れたことで刺激を感じました」と両選手のプレーを評価。さらに「彼らは試合に出ていなくても自分に対して素晴らしい振る舞いをしてくれましたし、一緒に高め合えるGKチームでした」と人間性の部分にも触れ、充実した代表活動を振り返った。
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