神戸が天皇杯“連覇”に王手! DF永戸勝也らの活躍で国内2冠を目指した広島を撃破…町田との決勝へ

 天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会・準決勝が16日に行われ、ヴィッセル神戸とサンフレッチェ広島が対戦した。

 リーグ3連覇の可能性は消滅したものの、大会2連覇がかかるヴィッセル神戸と、先のルヴァンカップとの国内2冠を目指すサンフレッチェ広島が激突。試合は序盤から一進一退の攻防が続いたなか、23分に神戸がコーナーキックから均衡を破った。MF広瀬陸斗がアウトスイングのボールを供給すると、ボックス内で弾き返されたものの、ボックス手前にいたDF永戸勝也が、こぼれ球に対して左足一閃。ゴールネットを揺らしてみせた。

 その後も、インテンシティ高く、両者がぶつかり合う展開に。前半終盤にかけては、広島が攻勢を強めたが、神戸の守備陣が体を張ったプレーでゴールを死守した。

 神戸の1点リードで折り返した後半、まずは広島がゴールに迫った。49分には、MFトルガイ・アルスランの折り返しにFWジャーメイン良が飛び込むも、惜しくも枠外に。対する神戸も、カウンターから決定的なチャンスを作るなど、“1発”の怖さを見せた。

 そのなかで65分、ボックス内で広島GK大迫敬介と神戸MF武藤嘉紀が接触。VAR(ビデオアシスタントレフェリー)の結果、前者のファールが取られてPKのジャッジに。これを(大迫が一度はセーブしたものの、ラインを踏んでいなかったため蹴り直しとなった)FW佐々木大樹が決め、ファイナルに大きく近づく追加点を奪った。

 試合はこのまま2-0で、タイムアップ。22日に行われる、FC町田ゼルビアとの決勝戦に進出したのは、ヴィッセル神戸。大会連覇かつクラブ史上3度目の優勝に王手をかけた。一方の広島は、大会初優勝かつ国内2冠、そして史上10クラブ目となる3大タイトル制覇の悲願が潰えた。

【スコア】
ヴィッセル神戸 2-0 サンフレッチェ広島
【得点者】
1-0 23分 永戸勝也(ヴィッセル神戸)
2-0 69分 佐々木大樹(ヴィッセル神戸)

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