【ソウル時事】韓国軍は7日、北朝鮮が同日午後0時35分(日本時間同)ごろ、北西部・平安北道大館周辺から日本海に向け、弾道ミサイル1発を発射したと発表した。短距離弾と推定している。日本の防衛省によると、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したとみられる。
防衛省によれば、ミサイルは最高高度約50キロ程度で、約450キロ以上飛行した。一方、韓国軍は約700キロ飛行したと分析している。船舶や航空機への被害は確認されていないという。
北朝鮮は、米韓両政府が連携姿勢を示していることに反発したもようだ。ヘグセス米国防長官と韓国の安圭伯国防相は4日、ソウルで定例安保協議(SCM)を開き、北朝鮮への対応を確認。米海軍の原子力空母「ジョージ・ワシントン」が5日、韓国に入港したことに対抗した可能性もある。
〔写真説明〕北朝鮮国旗(EPA時事)

