閉幕した大阪・関西万博のパキスタンパビリオンで展示されていた「ピンクソルト」と呼ばれる岩塩が、大阪府枚方市に寄贈された。万博のレガシー(遺産)を残したい同国側からの打診に、市が応じて実現した。
寄贈されたのは、岩塩のブロック3個で、サイズは20センチから30センチほど。重さは最も重いもので約18キロに及ぶ。京阪電鉄枚方市駅周辺の商業施設や市の公共施設などで展示される予定だ。伏見隆市長は「多くの市民に見てもらい、パキスタンとの交流が広がることを期待する」と話した。【もぎたて便】
〔写真説明〕写真撮影に応じる伏見市長(左)と パキスタンパビリオンのモハンマド・ナシール館長=10月29日、枚方市役所

