【シリコンバレー時事】米半導体大手エヌビディアの時価総額が29日、世界で初めて5兆ドル(約760兆円)を突破した。「人工知能(AI)バブル」を懸念する声も聞かれる中、株式市場は先端AI半導体で独走する同社のさらなる成長への期待を示した形だ。
エヌビディアの時価総額が4兆ドルの大台に乗せたのは今年7月。そこから3カ月余りで1兆ドル膨らんだ。
エヌビディアは28日の技術イベントで、フィンランドの通信機器大手ノキアに出資し、エヌビディアの先端AI半導体を利用して次世代インフラの開発を進めると発表。このところ他社との提携を積極的に進めている。
〔写真説明〕米半導体大手エヌビディアのロゴ

