大手自動車部品メーカーNOKの福島事業場(福島市)で、社員食堂のスペースを利用した子ども食堂が始まった。市の協力を得て準備を進めてきたもので、月1回開催する。担当者の松井宏樹副事業部長は「子どもも大人も集まるコミュニケーションの場所になってほしい」と期待を込めた。
8月に社員食堂をリニューアルしたのを機に、子ども食堂を始めることを決めた。開催日には、社員と高校・大学生から成るボランティアが、食事、遊び、宿題のサポートをする。製品を使った実験をするなど、会社について知ってもらう狙いもある。【もぎたて便】
〔写真説明〕社員食堂のスペースを利用した子ども食堂でカレーを食べる子どもたち=20日、福島市

