
群馬県中之条町で2年に1度開かれる国際現代芸術の祭典「中之条ビエンナーレ」がにぎわいを見せている。2007年の初開催から今年で10回目を迎え、国内外147組の作家が町内50会場で作品を発表している。会期は10月13日まで。
JR中之条駅周辺の「中之条市街地」、町北部の山林地域で養蚕が盛んだった「伊参(いさま)」、温泉地がある「六合(くに)」「四万(しま)温泉」「沢渡暮坂(さわたりくれさか)」の五つのエリアで展示。前回開催時は、延べ48万人が訪れた。
会期中は無休で午前9時半~午後5時まで、廃校や店舗跡地、道の駅などを活用した展示を楽しめる。全期間鑑賞パスポートは3000円、平日限定用は2000円で何度でも利用できる。高校生以下と町民は無料。【もぎたて便】
〔写真説明〕伊参(いさま)エリアの「旧五反田学校」に展示されている水野暁さんの作品「母と、五反田と。」=23日、群馬県中之条町