自民党総裁選（２２日告示、１０月４日投開票）に立候補する意向の林芳正官房長官（６４）は１８日、政策発表の記者会見を国会内で開く。連立政権の在り方についても考えを示す見通しだ。高市早苗前経済安全保障担当相（６４）は１９日に記者会見し、総裁選出馬を表明する。総裁選の詳細な日程が１７日決まり、全国遊説は東京、名古屋、大阪の３都市で行うことになった。
総裁選は５人が争う構図となる公算。１７日も各候補がそれぞれ準備を進めた。
高市氏は国会内で陣営との打ち合わせに臨み、「しっかり選挙戦を乗り切っていく。気力も体力も充実している」と語った。
小泉進次郎農林水産相（４４）は、石破茂首相（党総裁）と首相官邸で面会し、総裁選に出馬する意向を伝えた。首相は、コメ政策について「巻き戻ることがないよう、不可逆的な形に持っていってほしい」と要望。小泉氏はこの後、石破政権の政策について記者団に「地方経済、防災庁、農政はしっかりと引き継いで進めたい」と述べた。
小林鷹之元経済安保相（５０）は、衆参両院議員会館の党所属議員の事務所を回り、支持を訴えた。茂木敏充前幹事長（６９）は、東京都内の認定こども園を視察。保育士の処遇改善に取り組む考えを記者団に強調した。
〔写真説明〕記者会見する林芳正官房長官＝１７日午後、首相官邸
〔写真説明〕石破茂首相と面会後、報道各社の取材に応じる小泉進次郎農林水産相＝１７日午後、首相官邸
〔写真説明〕自民党総裁選出馬に向け、党所属の国会議員にあいさつする小林鷹之元経済安全保障担当相＝１７日午前、国会内
〔写真説明〕認定こども園を視察する自民党の茂木敏充前幹事長＝１７日、東京都中央区
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