茂木氏、午後に出馬会見=「党を立て直す」―自民総裁選

 自民党の茂木敏充前幹事長(69)は10日午後に記者会見し、石破茂首相の後継を選ぶ臨時総裁選(22日告示―10月4日投開票)への立候補を表明する。今回の総裁選で正式表明は茂木氏が初めて。茂木氏は会見に先立って東京都内で記者団に対し「党の立て直しを図り、政権の安定を模索する中で経済を再生させなければならない」と語った。
 自民は10日午前の臨時総務会で、総裁選の日程を了承した。
 一方、立憲民主党など8党1会派は10日午前、憲法53条に基づき政府に早期の臨時国会召集を求める要望書を額賀福志郎衆院議長に提出した。要望書は物価高対策などの必要性を指摘し、「これ以上国政の停滞は許されない」と強調。自民が党員・党友投票を伴う「フルスペック」方式の総裁選実施を決めたことを「政治的空白をさらに長期化させる。党内事情を優先させ、国民生活をないがしろにした」と批判した。 
〔写真説明〕自民党臨時総務会に臨む鈴木俊一総務会長(中央)、菅義偉副総裁(左)、森山裕幹事長=10日午前、東京・永田町の同党本部
〔写真説明〕額賀福志郎衆院議長(中央左)に早期の臨時国会召集を求める要望書を提出する立憲民主党など8党1会派=10日午前、国会内

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