「おわら風の盆」19万人を魅了 富山市

 富山市で、秋の訪れを告げる風物詩「おわら風の盆」が1日から3日間行われた。編みがさを目深にかぶった浴衣や法被姿の男女が、ぼんぼりの明かりに照らされた町中を三味線や胡弓の音色に合わせて踊り歩き、国内外から訪れた観光客約19万人を魅了した。
 「おわら風の盆」は、約300年前の江戸時代から続く祭。11地区の団体が、それぞれ幻想的な歌や踊りを披露した。
 富山は、米紙ニューヨーク・タイムズの「2025年に行くべき52カ所」に選出され、「おわら風の盆」も紹介された。行事運営委員会によると、県内外からに加えて、今年は例年より多くの外国人観光客の姿も見られた。【もぎたて便】

〔写真説明〕秋の訪れを告げる富山市の風物詩「おわら風の盆」=3日、同市

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