
西日本最高峰の石鎚山を自転車で駆け上がる「第13回石鎚山ヒルクライム」が、愛媛県久万高原町で行われた。約700人の参加者は「四国のてっぺん」を目指し、総高低差1100メートルの山道に挑んだ。
石鎚山ヒルクライムは、同町のおもごふるさとの駅から、22.1キロ先にある標高1492メートルの「土小屋」まで走行。年代や車種などで12のクラスに分かれ、タイムを競う。競技を終えて、下山した出走者はできたてのうどんや、川魚の塩焼きで疲れを癒やした。
最上位カテゴリの四国のてっぺんクラス男子では、同県今治市の会社員望月綾人さん(23)が49分24秒86で優勝した。3回目の挑戦で快挙を成し遂げた望月さんは「良かった。チームのみんなに報告したい」と喜んでいた。【もぎたて便】
〔写真説明〕「第13回石鎚山ヒルクライム」で出走する参加者=8月31日、愛媛県久万高原町