
群馬県渋川市は、65歳以上の高齢者向けeスポーツ大会を開催した。フレイル予防イベントとの同時開催で、市としては初めての開催。100人以上の高齢者がeスポーツを楽しんだ。
用意したのはリズムゲーム「太鼓の達人」とレーシングゲーム「グランツーリスモ7」で、参加者は得点やタイムを競い合った。太鼓の達人に参加した小林明江さん(75)は、「孫がやっていたが、自分でやるのは初めて。楽しかったので、またやってみたい」と話すと、グランツーリスモにも挑戦した。
介護保険課の担当者は、「(イベントは)女性の参加者が多く、顔ぶれもおおむね同じだった。eスポーツを加えた今回は男性が増え、全体の参加者も多かったのでホッとした」と話した。今後の開催は、参加者アンケートを見ながら検討するという。【もぎたて便】
〔写真説明〕eスポーツ大会を楽しむ参加者=8月28日、群馬県渋川市