
石破茂首相は19日、ウクライナ情勢を巡り、ロシアの再侵攻を防ぐ「安全の保証」に関与していく方針を表明した。首相官邸で記者団に「現在進行形で議論が進められている。わが国に一体何ができ、何をすべきか、法制面、能力面も含めてよく検討し、しかるべき役割を果たしていく」と語った。
首相は「大事なのは早期の停戦と公正な和平の達成だ」と指摘。その上で「和平の達成は時間もかかる。早期の停戦によって、むこの民の殺りくをなくしていかねばならない」と述べ、停戦の重要性を強調した。
〔写真説明〕ウクライナ情勢を巡り、質問に答える石破茂首相=19日午後、首相官邸