
今季メジャー最終戦となる「全英オープン」を終えて、最新のフェデックスカップランキングが発表された。
世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米国)が、2位に4打差をつける圧勝で幕を閉じたメジャー最終戦。シェフラーは、5月の「ザ・CJカップ・バイロン・ネルソン」での今季初優勝を皮切りに、「全米プロゴルフ選手権」、「メモリアル・トーナメント」、そして全英と、今季4勝目を挙げた。さらに、今季16試合に出場し、優勝を含む13試合でトップ10入りという圧倒的な強さを誇っている。
もちろん、FedExCupランキングでも不動の1位。ポイントは4806ptに達し、2位のローリー・マキロイ(北アイルランド)に1362pt差をつけている。
トップ3の顔ぶれは変わらず、マキロイ(3444pt)、セップ・ストレイカ(2595pt/オーストリア)が続く。その後、ラッセル・ヘンリーがジャスティン・トーマス(ともに米国)と入れ替わる形で4位(2391pt)に浮上。ここまでがトップ5の顔ぶれとなっている。
最終日に『66』の猛チャージを見せ、全英を16位で終えた松山英樹は、1ランクアップの21位(1265pt)となった。
全英と同時開催された「バラクーダ選手権」で優勝したライアン・ジェラルド(米国)は42位から28位(1158pt)にジャンプアップした。同大会を47位で終えた久常涼は、3ランクダウンの79位(504pt)に後退した。同ポイントランキング上位70人が進めるプレーオフシリーズ進出へ残り2試合という状況で、まさに正念場を迎えている。
その他の日本勢では、全英で初の決勝進出を果たした金谷拓実が5ランクアップの150位(172pt)。星野陸也は182位(68pt)、大西魁斗は197位(42pt)と続いている。