
セリエAのフィオレンティーナは10日、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコの獲得を発表した。契約期間は2026年6月までの1年契約で1年間の延長オプションが付くことも伝えている。
現在39歳のジェコは、母国のFKジェリェズニチャルでトップチームデビューを飾ると、チェコのFKテプリツェを経て、ヴォルフスブルクに加入。ヴォルフスブルクでは、2008-09シーズンにクラブのブンデスリーガ初制覇に貢献すると、翌シーズンにはブンデスリーガ得点王に輝いた。
その後、2011年1月にマンチェスター・シティへ移籍すると、ローマとインテルを経由し、2023年夏にフェネルバフチェに移籍。トルコの地でも錆びることのない得点力を発揮し、2シーズンで46ゴールを挙げた。
そして、フェネルバフチェとの契約が満了となったジェコは、以前よりセリエA復帰の可能性を噂されていたが、この度フィオレンティーナへの移籍が正式に決定した。
なお、ジェコはローマとインテルで過ごした計8シーズンでセリエA通算267試合に出場し、107ゴール50アシストを記録。今シーズン、40歳になるジェコがどのような活躍をするか期待がかかる。