
日本代表は10日、2日後に迫った東アジアE-1サッカー選手権2025 中国代表戦に向けて練習を実施した。初戦のホンコン・チャイナ代表戦でデビューを飾り、1930年の若林竹雄氏以来95年ぶりに代表初陣で4得点を決めたジャーメイン良は「一回の爆発だけで終わりたくないですし、継続していきたいという思いはあるので。得点だったりチームに求められることをやっていきたい」と決意を新たにした。
デビュー戦で“衝撃の4得点”を記録したことで「いろいろな方に連絡をもらって祝福してくれました」と明かす。所属するサンフレッチェ広島の栗原圭介強化部長からは「『リラックスしてやれば大丈夫だから』とよく言ってもらっていましたし、『ナイスゴールと続けていけ』」というメッセージをもらったそうだ。「自分の特徴が出た4得点だったと思います。今シーズンに関して言えば、自分にとっていい状態になれるような、そういった得点だった」と改めて振り返った。
中国戦に向け、10日に公開された練習でジャーメインは控え組に入った。次戦は細谷真大、原大智の先発起用が濃厚だ。「どの時間でも与えられた中で自分のできることをやりたい」とジャーメイン。大会の得点ランキングではもちろんトップで個人タイトルも手中に収めたいところ。「あと1、2点取れば確実だと思いますし、残り2試合両方のゲームでしっかりとゴールネットを揺らしたい。得点王はインパクトが大きくなると思うので狙いたい」と宣言した。
取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)