アセンシオに“イタリア上陸”の可能性…ミランと交渉開始でフェネルバフチェ行きは停滞か

 パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するスペイン代表FWマルコ・アセンシオに、ミラン移籍の可能性が浮上した。3日、フランス紙『レキップ』が伝えている。

 現在29歳のアセンシオはマジョルカの下部組織出身で、2013年にトップチームデビューを果たした。2014年12月に強豪レアル・マドリードにステップアップし、以降はマジョルカとエスパニョールへのレンタル移籍を経験。2017-18シーズンには、“白い巨人”の一員として公式戦53試合出場11ゴール7アシストをマークした。以降も一定の出場機会を掴みながら同クラブで活躍を続けたが、2023年7月にPSGへの加入を決断。今年1月からはアストン・ヴィラにレンタル移籍すると、半年間で公式戦21試合出場8ゴール1アシストの成績を残した。

 アストン・ヴィラは6月30日、アセンシオがレンタル期間満了に伴い、所属元のPSGに復帰することを発表。PSGとの現行契約が2026年6月までとなっている同選手に対しては、トルコの名門フェネルバフチェが関心を寄せており、一部メディアはボーナス込みで1500万ユーロ(約25億円)の獲得オファーを提示したと報じていた。

 そんななか、セリエAのミランもアセンシオの獲得を画策中である模様。『レキップ』はすでに交渉が始まっていると主張しつつ、同選手の優先事項がフェネルバフチェではないため、今後の市場の動きを見極めながら決断を下す姿勢であると指摘している。また、ラ・リーガのビジャレアルもアセンシオの獲得に興味を示しているものの、財政面での制約が大きいため具体的なオファーには至っていない様子。果たしてアセンシオはどのような決断を下すのだろうか。

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