石破首相、ひめゆりの塔に献花=異例訪問「不戦胸に刻む」

 石破茂首相は23日、沖縄戦で犠牲になった女学生らの慰霊碑「ひめゆりの塔」(沖縄県糸満市)を訪れ、献花した。その後、記者団に「不戦の思い、戦争の悲惨さをもう一度、自分の胸に刻まねばならないという思いで来た」と述べた。
 現職首相の訪問は、2012年の野田佳彦氏以来、13年ぶり。ひめゆりの塔を巡っては、自民党の西田昌司参院議員が展示内容に対して「歴史の書き換え」などと発言し、強い批判を受けた。参院選が事実上スタートする中、首相としては沖縄の歴史に向き合う姿勢を示す狙いがあったとみられる。 
〔写真説明〕ひめゆりの塔で献花する石破茂首相(中央)=23日午後、沖縄県糸満市(代表撮影)

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