大谷、投打の二刀流復活=2季ぶり登板、1回1失点―米大リーグ

 【ロサンゼルス時事】米大リーグは16日、各地で行われ、右肘手術からの投手復帰を目指してきたドジャースの大谷はパドレス戦に1番投手兼指名打者(DH)で先発した。1イニングで降板し、2安打1失点。メジャーでの登板はエンゼルス時代の2023年8月23日以来2季ぶりで、投打二刀流が復活となった。
 大谷は先頭から連打を浴びて、犠飛で失点。後続の2人をともに内野ゴロに打ち取った。球数は28球。三回の第2打席で、自らの失点を帳消しにする同点二塁打を放った。
 大谷は23年9月に手術を受け、ドジャースに移籍した24年はDHに専念しながら、投手としてのリハビリを続けてきた。今年の開幕以降は定期的にブルペン投球を重ね、5月25日に行われた実戦形式の打撃練習で初めて打者と対戦。直球は150キロ台中盤を計測した。
 その後も2度実戦形式で投げ、3イニング相当の練習まで行った。今週には4イニング想定の練習が検討されていたが、状態の良さから復帰登板が決まった。 
〔写真説明〕パドレス戦で力投するドジャース先発の大谷=16日、ロサンゼルス(AFP時事)
〔写真説明〕パドレス戦の3回、同点二塁打を放つドジャースの大谷=16日、ロサンゼルス
〔写真説明〕試合前にキャッチボールするドジャースの大谷翔平=15日、米ロサンゼルス

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