
体重無差別で男子柔道日本一を争う全日本選手権は29日、東京・日本武道館で行われ、香川大吾(ALSOK)が決勝で原沢久喜(長府工産)に優勢勝ちし、初優勝を果たした。原沢は7年ぶり3度目の優勝を逃した。
香川は準々決勝で6月の世界選手権100キロ超級代表の太田彪雅、準決勝で前回覇者の中野寛太(ともに旭化成)を下した。19年大会以来2度目の優勝を目指したウルフ・アロン(パーク24)は3回戦敗退。初出場となった66キロ級五輪連覇の阿部一二三(パーク24)は2回戦で敗れた。
〔写真説明〕初優勝した香川大吾=29日、東京・日本武道館
〔写真説明〕3回戦で敗れ、厳しい表情のウルフ・アロン(手前)=29日、東京・日本武道館