廃線高架に特急「サンダーバード」が出現!? 京都の新駅で「車両を蘇らせる」PJ始動

JR西日本など10社と京都市は2025年3月21日(金)、京都駅西部エリアにおける鉄道高架空間の活用によるエリア活性化のため、連携協定を締結したと発表しました。

「廃線発・未来行き」のエンターテインメントレストラン

 JR西日本や京都信用金庫、京都駅ビル開発、梅小路まちづくりラボなど10社と京都市は2025年3月21日(金)、京都駅西部エリアにおける鉄道高架空間の活用によるエリア活性化のため、連携協定を締結したと発表しました。同エリアには、2019(平成31)年の梅小路京都西駅開業に伴い廃線となった梅小路短絡線の高架(梅小路ハイライン)があります。ここを開発しようというものです。

 梅小路ハイラインには、日本初の廃線高架上常設店舗「FUTURE TRAIN」が開業予定。これは、かつて京都~北陸間を結んだ特急「サンダーバード」を再活用するレストランで、「フューチャーバード」として蘇らせた車両を先頭に、連なる列車の形を模した空間となります。コンセプトは「廃線発・未来行き」。新たな食体験を提案するエンターテインメントレストランとしています。

 ブランドプロデューサーは、アーティストの増田セバスチャン氏。FUTURE TRAINの運営は、飲食やアミューズメントホテルなどを手掛けるDDグループが担います。

 JR西日本などは、「京都駅西部エリアにおける賑わいの創出、将来的な鉄道高架空間の活用に向け相互に連携・協力して、エリアの活性化と発展を目指したい」としています。

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