初出動だ!「世界に一つだけのパトカー」名古屋ウィメンズマラソン疾走へ“準備満タン”です

ラリーの規制合図車などにも使用するそう。

愛知の地元企業トヨタが寄贈

 2025年3月9日(日)、名古屋市中心部の一般道を使って「名古屋ウィメンズマラソン2025」が開催されます。これに伴い、愛知県警は新たなパトカーを初出動させると公式Xで告知しました。

「名古屋ウィメンズマラソン」が初仕事になるのは、3月3日(月)に報道公開されたばかりのトヨタ「クラウンスポーツPHEV」パトカーです。

 同車は、現行の16代目クラウンをベースに警察車両としての艤装が施されており、昨年(2024年)12月には、同じく現行モデルをベースにしたクラウンパトカーが福島県警で先にデビューしているものの、福島の方は「セダンFCEV」がベースのため、ボディ形状や動力構造が異なります。

 愛知県警のモデルは前述したように「スポーツPHEV」がベースであることから、ボディはハッチバック型で、かつ電気でも走れるプラグインハイブリッドモデルです。導入は1台のみで、トヨタ自動車からの寄贈です。ちなみに、クラウンスポーツがパトカーになるのは初のため、「唯一無二」「世界で1台だけ」のパトカーになります。

 配備先は県警総務部の広報課です。なお、広報車といっても既存の交通取締用パトカーと同様の装備を搭載しており、車内を覗くと速度測定用のストップメーターやサイレンアンプ、広報用マイク、消火器などを確認することができました。

 県警広報課のハナシによると、「名古屋ウィメンズマラソン」当日は白バイなどとともにコース内を巡回するとのこと。そのため、各所で赤色灯を光らせながら走る姿を見ることができるでしょう。

 なお、県警広報課には、これまで三菱GTOがありましたが、クラウンスポーツPHEVが加わり広報車が2台体制になったため、これまで以上に柔軟に県内各地のイベントなどに対応できるようになるといいます。

 愛知県警の公式Xでは、パトカーだからか「準備万端」にかけて「準備満タン」と記していました。

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