「世界初の独自開発超音速ジェット機」偉業達成! 超音速飛行に成功…速度は? JALも出資「21世紀版コンコルド」製造社の機体

歴史的な瞬間かも!

超音速突破を3回も!

 アメリカのスタートアップ企業「ブーム」が2025年1月28日、テスト機「XB-1」で初の超音速飛行を実施しました。同社は超音速旅客機「オーバーチュア」の開発を進めており、XB-1は「オーバーチュア」実用化のために開発された機体で、世界初の独自開発超音速ジェット機(the world’s first independently developed supersonic jet)といいます。

「XB-1」は、ブームが独自開発したジェット機で、全長は71フィート(約22m)あり、機体後部にはゼネラルエレクトリック(GE)社が設計したジェットエンジンを3つ搭載、主翼は高速飛行に適したデルタ(三角)形状となっています。

 ブームは2014年に設立されたスタートアップ企業で、JAL(日本航空)も出資しています。今後、同社は民間向けの超音速旅客機「オーバーチュア」を開発する計画で、すでに航空会社からの事前注文も獲得しているほか、JALも優先発注権を取得しています。もし「オーバーチュア」が実用化された場合、2003年に退役した「コンコルド」以来の超音速旅客機の出現となります。

 今回のテスト飛行は12回目となり、巡航速度はマッハ1.1を突破。さらに33分49分のフライトで、超音速に3度突破しました。なお、航空機追跡サイト「フライトレーダー24」では、マッハ到達時の対地速度は約1200km/hとなっています。

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