ウ軍「F-16は素晴らしい性能を発揮している」しかし明らかになった“唯一にして最大”の弱点とは!?

8月からウクライナで配備されている機体。

防空任務で実力を発揮! しかし…

 ウクライナ国防省の公式メディア「アーミーインフォーム」が2024年12月5日、供与されたF-16の現状について報じました。

 同サイトによると、F-16がウクライナ空軍に初めて配備されたのは2024年の8月とのことです。同機は主に、ウクライナ本土の重要拠点の防衛任務についており、空爆に用いられる巡航ミサイルや、「シャヘド」や「ゲラン2」といった大型自爆ドローンへの対応を行っているそうです。 同機が初めて戦場での性能の高さを証明したのが、8月26日の空爆でした。同国の参謀本部はこの戦闘で、F-16が少なくとも4発の巡航ミサイルと1機のシャヘドを撃墜したと発表しています。 さらに11月17日の空爆では10の航空目標を撃墜。この数は、その日空爆に投入された巡航ミサイルや自爆ドローンの7%に相当するとのことです。 その後、11月27日から28日に発生した空爆でも巡航ミサイル7発を撃墜したとのこと。これらミサイルや自爆ドローンの多くがインフラ破壊を想定しており、ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領も同機を称賛する言葉を贈りました。 ただ、卓越した性能を発揮する同機にも大きな欠点があるともゼレンスキー大統領は発言しました。それは、配備されている機体の不足です。ウクライナへはベルギー、オランダ、デンマーク、ノルウェーなどから合計で約80機のF-16が供与される予定になっていますが、現状では10機ほどしか稼働していないといわれています。

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