JAL「現国際線フラッグシップ」初の退役機、スゴイ姿で”新天地”へ 長~い胴体が特徴 深夜の羽田で映える「白」!

まだピカピカですね。

胴体は真っ白に…

 2024年9月20日深夜0時ごろ、羽田空港から、なにもデザインされていな真っ白な胴体を持つボーイング777-300ER「N3243P」が飛び立ちました。この機体はJAL(日本航空)で使用されていた元「JA734J」で、同社にとって777-300ER初の退役機となります。

「JA734J」はJALで2005年8月に運航を開始。ファースト・ビジネス・プレミアムエコノミー・エコノミーの4クラス244席を配し、中・長距離の国際線を中心に運航されてきました。最終便は2024年8月20日の羽田~シドニー線。これまでの飛行時間は約8万2000時間、総飛行回数に相当する「総サイクル数」は9223回となっています。 JALで777シリーズは777-200、777-300、777-200ER、777-300ERの4タイプが運航されてきましたが、-300ER以外の機種は退役済みです。-300ERは777シリーズの初期タイプだった-200から胴体延長と航続距離の延伸が図られたモデルで、75m近い胴体長と1万4000kmを超える航続距離を持ちます。 JALは、777-300ERの後継機として、2024年から「エアバスA350-1000」の導入を開始。JA734Jの退役も、これに伴ったものです。通常多くの退役機は在籍元の塗装をまとい、機体番号もそのままで日本を離れることが一般的ですが、この機体はアメリカ籍を示す「N3243P」へと機番が変更され、JALのロゴや、尾翼の「鶴丸」マークも落とされた状態で日本を離れています。羽田空港を出発した「N3243P」はアメリカ、ニューメキシコ州にあるロズウェルへと向かいました。 なお「JA734J」をはじめとする777-300ERの後継機となるA350-1000は、全クラスで客室の刷新が図られており、将来的には13機体制となる予定です。

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