ミラン、約22億円でスペイン代表FWモラタ獲得に迫る!…近日中にメディカルチェックへ

 ミランがアトレティコ・マドリード所属のスペイン代表FWアルバロ・モラタの獲得に近づいているようだ。15日、スペイン紙『アス』やイタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 元フランス代表FWオリヴィエ・ジルー(ロサンゼルスFC加入が決定)が2023-24シーズン限りで退団したことを受け、今夏の移籍市場でストライカーの補強を画策しているミラン。当初はボローニャの躍進に貢献したオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーの獲得に動いていたものの、代理人が要求した手数料をめぐり交渉は難航。同選手はマンチェスター・ユナイテッドに5年契約で加入することが発表された。

 ターゲットの変更を余儀なくされたミランはモラタに照準を合わせ、選手側との交渉を進行。すでに1年間の延長オプションが付随した2028年6月30日までの4年契約を締結することで大筋合意に達したことが報じられていた。今回の報道によると、ミランは1300万ユーロ(約22億円)に設定されている同選手の契約解除条項を発動する旨をアトレティコ・マドリードに伝達したとのこと。現地時間17日水曜日までにメディカルチェックが行われる予定だという。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、ミランがモラタの獲得に向けて1300万ユーロ(約22億円)の契約解除条項を発動すると指摘。移籍成立が濃厚となった際の決まり文句「here we go!」とともに、近日中にメディカルチェックと契約書へのサインが行われる見込みと伝えている。

 現在31歳のモラタは2008年にレアル・マドリードの下部組織へ加入し、2010年にトップチームデビューを果たした。ユヴェントスやチェルシーなどでのプレーを経て、2019年1月にアトレティコ・マドリードへレンタル加入し、2020年夏には完全移籍への移行が発表。その後、再びユヴェントスへレンタル加入したものの、2022年夏に復帰し、2023-24シーズンは公式戦通算48試合の出場で21ゴール5アシストをマークした。

 今夏開催のEURO2024では主将としてスペイン代表の4度目の欧州制覇に大きく貢献したモラタ。3シーズンぶりのセリエA復帰が目前に迫っているようだ。

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