元スペイン代表MFチアゴが33歳で現役引退…バルサ、バイエルン、リヴァプールで活躍

 2023-24シーズン限りでリヴァプールを退団した元スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラが8日に自身の公式X(@Thiago6)を更新し、現役引退を表明した。

 元ブラジル代表MFマジーニョ氏を父に持つチアゴは1991年4月11日生まれの現在33歳。5歳で母国の名門フラメンゴの下部組織へ入団すると、その後は複数クラブを転々とし、2004年にバルセロナのカンテラに加入した。ジョゼップ・グアルディオラ監督(現:マンチェスター・シティ)率いるバルセロナBなどで経験を積み、2009年5月にトップチームデビュー。2011-12シーズンから正式にトップチームの一員となり、2013年夏までに公式戦通算100試合に出場し11ゴール20アシストを記録した。

 2013年夏に加入したバイエルンでは中盤の主軸に君臨し、約7年間の在籍期間中に公式戦通算235試合出場31ゴール37アシストをマーク。ブンデスリーガを7度、DFBポカールを4度制覇し、2019-20シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)制覇にも大きく貢献した。2020年夏にはリヴァプールへ完全移籍し、公式戦通算98試合の出場で3ゴール6アシストを記録。近年は度重なる負傷に苦しみ出番が減少すると、2023-24シーズン限りでの退団が発表されていた。

 また、2011年8月にデビューを飾ったスペイン代表では、国際Aマッチ通算46試合に出場し2ゴール9アシストをマーク。EUROに2度、FIFAワールドカップに1度出場した。

 33歳でスパイクを脱ぐこととなったチアゴは、バルセロナ、バイエルン、リヴァプール、スペイン代表それぞれのユニフォームを着た自身の写真とともに次のようなメッセージを公開している。

「僕は常に与えられたものに対してお返しすることを厭わないし、楽しませてもらった時間に感謝している。ありがとう、フットボール。そして、私を支え、選手として、人間として成長させてくれたすべての人々に感謝している。また近いうちに会おう。チアゴ」

【動画】“魔術師”チアゴがピッチに別れ

externallink関連リンク

●“最速王”エンバペ、無得点C・ロナウドのシュート数…EURO2024ここまでの注目スタッツを紹介●アーセナル、DFカラフィオーリ獲得に前進か…5年契約で個人合意、移籍金は約93億円に?●伊藤洋輝加入で守備陣拡充のバイエルン、キム・ミンジェに退団の可能性?…インテルが関心か●マンU、ボローニャFWザークツィー獲得に迫る…個人条件では合意か●バイエルン、オリーズの加入を正式発表! 5年契約を締結「自分の役割を果たしていきたい」
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)