“シュワちゃんの愛機”としても有名「ハリアーII」退役直前 最後の晴れ舞台でホバリング!

“ストZERO2”のナッシュステージでも有名。

垂直離着陸機のパイオニアが役目を終える…

 アメリカ・ノースカロライナ州の海兵隊航空基地チェリーポイントで2024年5月11日、航空ショーが開かれ、AV-8B「ハリアーII」が現役最後となる公開デモンストレーションを行いました。

 当日ハリアーIIは、模擬攻撃飛行、高重力旋回、空中旋回のほか、「垂直/短距離離着陸機(V/STOL機)」である同機の特徴を活かし、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画『トゥルーライズ』で見せたような上空でのホバリング停止も行ったようです。 海軍研究所のオフィシャルメディアである「USNI ニュース」によると、同機を操縦したのは第231海兵攻撃飛行隊の指揮官マイケル・フッチ大佐とのことです。  同飛行隊は、ほかの海兵隊の飛行隊が2010年代後半からF-35Bに機種転換するなか、最後まで残るハリアーII配備部隊で、2024年2月には紅海への派遣で無人機撃墜の戦果を上げるなどしています。 しかし、まもなく同飛行隊は最新鋭のF-35Bに機種転換することが確定しています。アメリカ海兵隊で約40年間活躍したハリアーIIは現役を退くこととなり、今回のデモンストレーションが、公の場で行う同機の最後の飛行となりました。 なお、約8万人が来場したこの航空ショーでは、アメリカ海軍所属のアクロバット飛行隊「ブルーエンジェルス」やF-22「ラプター」も参加しました。

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