CLベスト8進出も…レアル指揮官は内容に不満「2年前のチェルシー戦のよう」

 レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、ライプツィヒ戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)セカンドレグが6日に行われ、レアル・マドリードはライプツィヒと対戦。ファーストレグを1-0でリードして迎えたホームでの一戦は、65分にヴィニシウス・ジュニオールが先制点を決めたものの、68分に追いつかれ、1-1のドローで終了。それでも、2試合合計2-1でベスト8入りを果たした。

 4シーズン連続でのCL準々決勝進出となったものの、アンチェロッティ監督は試合後、スペインメディア『Movistar』で「激しさが足りず、自分たちの悪いところを十分に気にすることもできなかった。ここでは心理的な側面が大きく影響していたと思う」と内容への不満を口にした。

「クオリティの高い相手と対戦したが、失うものは何もなかった。私のチームは最初からブレーキがかかっているようなプレーをした。彼らは自分たちの中でプレーをできていた。当然、それは私たちが苦しめられたということを意味するが、重要なことはただ私たちが準々決勝に進出したということだ」

「彼らにはハーフタイムにもっと上手くライプツィヒにプレスをかけて欲しいと伝えた。もっとエネルギーを注ぎたかったが、実際にはほぼずっとブレーキを踏んだままプレーしていた。低いブロックでプレーしたが、ボールを奪った時の動きが遅く、縦に行くことができなかった。横パスが多すぎた。これは私のチームにとって最高の夜ではなかったが、それを受け入れる必要がある」

 さらに、「チャンピオンズリーグではこうしたことが起こり得る」と語ったアンチェロッティ監督は、2021-22シーズンの準々決勝でファーストレグは敵地で3-1と勝利した一方、ホームでのセカンドレグで1-3と追いつかれ、延長戦の末に辛くも突破を果たしたチェルシー戦を引き合いに出し、難しい試合が続いていくことを強調した。

「2年前にもホームでのチェルシー戦でこのようなプレーをした。今夜との違いは私たちが敗退寸前まで近づいていなかったということだ。ライプツィヒは本当にいいチームだったが、突破したのは私たちだ。自己批判的になることもあるが、リーグではいいリードを保っているし、自分たち自身にそこまで厳しくする必要があるとは思わない」

【ハイライト動画】レアル・マドリードvsライプツィヒ

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