工事進行中!念願の立体交差「辰巳・東雲・有明立体」お台場の超渋滞ポイントが「信号完全スルー」に 橋梁ニョキニョキ見えてきた

いくつか完成して、次の工事範囲が準備状態になっています。

渋滞ひどい3交差点を立体交差化

 首都高湾岸線の側道は国道357号として、都心と千葉方面をむすぶ貴重な東西軸のひとつとなっています。沿線の臨海工業地帯からトラックを拾っていく重要幹線ですが、とにかく交差点が多く信号待ちだらけのため、混雑が課題となっています。 そのため、各地で交差点を高架橋で越えていく「立体化」事業が進められています。千鳥町・高浜・浜田など平成時代に完成したところもあります。現在東京側では「辰巳・東雲・有明立体」、千葉側では「舞浜・塩浜立体」「船橋市域」など同時進行の様相です。 そのなかで「辰巳・東雲・有明立体」はどこまで進んだのでしょうか。 この工事、具体的には、西から順に有明二丁目・東雲(鉄鋼団地入口)・辰巳の3交差点に立体バイパスを設けるものです。潮風公園やお台場中央、有明中央橋、角乗り橋ではすでに掘割の形で立体化していますが、残りの交差点が結局平面交差のままで、信号待ちの大行列が日常茶飯事となっているのです。 まず有明立体は、橋脚が運河東側でニョキニョキと姿を現してきています。有明二丁目交差点南西(東京行き)は2022年に4基が完成、南東(千葉行き)も2023年3月に4基が完成済みです。東京テレポート駅の長い歩道橋から千葉方面を見ても、有明JCTのランプの脇に橋脚が並んでいるのがわかります。 運河西側(東京テレポート駅側)が、今の工事の最盛期。といってもまだ形は見えず、橋脚基礎の工事準備といった段階です。 東雲立体は、まだこれといった形にはなっていません。 有明立体は、有明交差点南西(東京行き)の橋脚が2022年1月に完成。そのほか、運河内にくし形のパイルベント橋脚が鎮座しているのが見えますが、これは最初から橋脚を4車線分の幅にしてあるものです。 交差点南東(千葉行き)が、今の工事の最盛期。まだ橋脚基礎の工事準備といった段階です。

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