LIVゴルフが違法ギャンブリングの監視強化? USインテグリティ社とパートナーへ

まもなく3年目となる2024年シーズン開幕を迎えるLIVゴルフが、ラスベガスを拠点とするUSインテグリティ社とのパートナーシップ締結を発表した。同社は「スポーツギャンブリングにおける不正、安全を監視する団体」である。
LIVゴルフの最高執行責任者(COO)であるローレンス・ビュリアン氏は「新しいツアーでも多くのギャンブルが行われている。同社とのパートナーは非常に重要なもの」とコメント。「LIVゴルフがあらゆる面で最高水準でいることは最重要課題。USインテグリティ社のように業界トップとパートナーとなり、われわれのスポーツでのギャンブルの安全性を確保する」とした。

同社では『ProhiBet』(プロヒビット)というテクノロジーを用い、選手、コーチや大会などの禁止された関係者によるギャンブルを検出することも行っている。昨今、UFCなどの格闘技でコーチらがファイトに賭けていたことが発覚し、問題となっていた。

昨年10月には米国男子下部のコーン・フェリーツアーに参戦していた2選手がスポーツ賭博を行ったとして、出場停止処分を受けた。

スポーツギャンブリングが一般化している米国では、団体によって選手関係者には賭けることを禁止している。MLB、NFL、NBAなど多くのプロスポーツが同社と提携。PGAツアーはすでにUSインテグリティ社のクライアントとなっている。(文・武川玲子=米国在住)

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