ライプツィヒ、ナポリからエリマスを完全移籍で獲得! 4年半契約締結、背番号は「6」

 ライプツィヒは27日、ナポリから北マケドニア代表MFエリフ・エリマスを完全移籍で獲得したことを発表した。

 クラブの発表によると、エリマスは2024年1月1日付で加入し、2028年6月30日までの4年半契約を締結するという。背番号は「6」に決定。『スカイ・イタリア』など複数のメディアによると、移籍金は2500万ユーロ(約39億円)ほどと報じられている。なお、エリマスは1月2日よりはじまるトレーニングキャンプからチームに合流予定だ。

 エリマスは1999年9月24日生まれの現在24歳。母国の北マケドニアでプロキャリアをスタートさせた後、2017年夏にトルコへ渡り、フェネルバフチェへのステップアップを果たした。フェネルバフチェでは2シーズンを過ごし、2019年夏にナポリへ完全移籍加入。ナポリでは加入初年度にコッパ・イタリア優勝に貢献すると、昨季はセリエA優勝を経験。個人としても2022-23シーズンは公式戦通算47試合のピッチに立って6ゴール3アシストを記録した。

 今季はここまで公式戦通算16試合の出場で2ゴールを挙げているものの、先発での出場機会はわずか4試合のみ。インサイドハーフ、両ウイング、センターフォワードなど幅広いポジションで自身の強みを発揮できるユーティリティさが魅力だが、ナポリではバックアッパーとしての立ち位置が続いた。ナポリでは4シーズン半を過ごし、公式戦通算189試合出場19ゴール11アシストを記録した。

 また、北マケドニア代表としては長年にわたって主力に君臨。EURO2020ではグループステージ全3試合にフル出場した。これまでに北マケドニア代表では公式戦通算56試合出場12ゴール11アシストをマークしている。

 自身初のドイツ移籍に際し、エリマスはライプツィヒを通してコメントを発表。チームの特徴に触れながら、ライプツィヒへの移籍を喜んだだけでなく、シーズン後半戦に向けた意気込みも明かした。

「ブンデスリーガに移籍し、ライプツィヒに加わることは、僕にとって夢のようなことだ。このクラブは特別なサッカーをすることで知られている。ゲーゲンプレッシングを好み、スピード感に溢れた強力な攻撃を繰り出すチームだ。そのすべてが僕にぴったりだと思う。このチームは、ここで大きく成長を遂げ、飛躍することを目指す若き才能と、豊富なキャリアの中で多くのことを経験し、数々の成功を成し遂げた選手たちがうまく融合されている。ライプツィヒへの移籍は僕にとって正しいステップだと感じている。1月にみんなに会えるのが楽しみだ」

「ライプツィヒはブンデスリーガのトップチームとしての地位を確立し、短期間で欧州サッカー界のビッグネームとなった。ルーヴェン・シュレーダー(SD/スポーツ・ディレクター)やマルコ・ローゼ(監督)と話をして、僕はすぐにこのクラブでプレーしたいと思ったよ」

「非常にタフなシーズン後半戦になることは覚悟している。ブンデスリーガで上位に食い込みながら、チャンピオンズリーグ(CL)ではレアル・マドリードとの対戦が待っているんだ。その双方で成功を収められるよう、僕にできる最大限の力を尽くしたい」

 現在、ブンデスリーガはウインターブレイクに突入している。ライプツィヒは第16節終了時点で10勝3分3敗という成績で勝ち点「33」を獲得。4位で中断期間に入った。CLでもグループGをマンチェスター・シティに次ぐ2位で通過。決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ではレアル・マドリードとの対戦が決まった。なお、ライプツィヒにとって、エリマスは冬の補強の“第1号”となっている。

【画像】ライプツィヒがエリマス加入を正式発表!

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