空自のF-35B戦闘機が「はしけ」から発着? 驚愕の調査研究が前進か 防衛装備庁が造船会社と契約

F35Bを最大限活用できる?

ジャパンマリンユナイテッドと調査研究を契約

 防衛装備庁は、2023年5月に募集要項を公示していた業務「STOVL用バージ(はしけ)の整備に関する調査研究」について、造船会社のジャパンマリンユナイテッドと2023年10月に契約したことを明らかにしました。

 この業務は、航空自衛隊が導入予定のSTOVL(短距離離陸・垂直着陸)機のF-35B戦闘機を運用可能にするバージ(はしけ)を研究する業務です。  防衛装備庁は、この業務に関して、海上自衛隊のいずも型護衛艦の特別改造に関する知識・技術が必要不可欠としています。必要な知識や技術を持つのはジャパンマリンユナイテッドのみであり、応募者も同社のみだったことから選定したとしています。 防衛省は現在、海上自衛隊が保有するヘリコプター搭載護衛艦「いずも」「かが」の2隻を、F-35Bが運用できるよう空母化する改装を進めています。F-35Bは、滑走路が短い離島の空港やヘリポートなどで運用することが可能です。 現時点ではバージ(はしけ)とSTOVL(短距離離陸・垂直着陸)機を、どのような形で組み合わせ運用するかは不明です。画期的な新戦闘機であるF-35Bを最大限有効に活用できる調査研究が今後、どのように進捗するか、その動向が注目されます。

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