「プレミアリーグ=腐敗」…エヴァートンのファン、マンC本拠地で抗議のバナー

 プレミアリーグから勝ち点はく奪の処分を受けたエヴァートンのサポーターが、リーグに抗議するメッセージを“飛ばした”ようだ。25日、イギリスメディア『トークスポーツ』が伝えた。

 エヴァートンは2021-22シーズン終了期間において、1億2450万ポンド(約231億円)の損失を計上。同リーグの収益性と持続可能性に関する規則(PSR)で定められた基準値を超えたとして、勝ち点「10」はく奪処分を科された。制裁は即座に発行され、エヴァートンはプレミアリーグ第12節消化時点で4勝2分6敗の成績を収めているものの、勝ち点「4」で降格圏に沈んでいる。

 エヴァートンが1件の違反で処分を受けたことで注目されているのが、マンチェスター・シティへの対応だ。プレミアリーグは今年2月、同クラブについて、2009年9月から2017-18シーズンの9年間にわたって、115件の財務規則違反の疑いがあると発表。しかし、調査内容が膨大であることを理由に、いまだ処分は確定していない。

 そんななか、25日に行われたプレミアリーグ第13節マンチェスター・シティvsリヴァプール戦で、エヴァートンのサポーターがリーグに対して抗議。『エティハド・スタジアム』の上空に、「プレミアリーグ=腐敗している #UTFT(※アップ・ザ・×××・トフィーズ、トフィーズはエヴァートンの愛称) #EFC」と書かれたバナーを掲げた飛行機を飛ばした。

 2008年にアラブ首長国連邦の投資家によって買収されて以降、世界屈指の資金力を武器に、7度のプレミアリーグ優勝など数多くの成功を収めてきたマンチェスター・シティ。財務規定違反により降格や過去のタイトルはく奪などの処分が噂されているが、プレミアリーグは果たして同クラブに対してどのような措置を取るのだろうか。

【動画】エヴァートンサポーター、シティ本拠地でリーグに抗議

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