衝撃のドリブル弾を決めたベリンガム、マラドーナ氏と比較も「それは言い過ぎ」

 レアル・マドリードに所属するイングランド代表MFジュード・ベリンガムが、ナポリ戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)・グループC第2節が3日に行われ、レアル・マドリードはナポリと対戦。19分に先制を許したものの、27分にベリンガムのアシストからヴィニシウス・ジュニオールが同点弾を挙げると、34分にはベリンガムがピッチ中央付近から自らドリブルで持ち上がって勝ち越しゴールをマーク。54分にPKから追いつかれたものの、78分にフェデリコ・バルベルデの強烈なシュートがオウンゴールを誘い、3-2で勝利を収めた。

 この試合でも得点を挙げたベリンガムは今シーズンここまで公式戦9試合出場で8ゴール3アシストを記録。データサイト『OPTA』によると、11ゴールに関与している同選手はストライカー以外の選手では欧州5大リーグで最多の数字を記録しているという。

 また、CLでは通算8ゴールに到達し、21歳になる前にCLで挙げた得点数では、アーリング・ハーランド(20)、キリアン・エンバペ(19)、カリム・ベンゼマ(12)、パトリック・クライファート(9)に次ぐ、得点数になっていることも明らかになっている。

 この試合のプレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出されたベリンガムは試合後、「自分のパフォーマンスについては、見返して分析するまではわからないけど、満足しているし、今は次の試合に向けて集中している。素晴らしい夜になったし、僕たちはチャンスをものにして試合に勝ったんだ」と語った。

 また、自身のゴールの場面については「あれは僕が決めたゴールの中で最高のゴールの一つかもしれない。特にこのような素晴らしい雰囲気のスタジアムでトップの相手に決めたということはね」と振り返った。

 さらに、かつてディエゴ・マラドーナ氏も所属したナポリを相手にドリブルでの衝撃ゴールを決めたこともあり、同氏のようなゴールだったのではないかと聞かれたベリンガムは「それは少し言い過ぎだと思うね」と謙遜しながら、次のように続けた。

「いいゴールだったと思うけど、YouTubeやドキュメンタリーで見たものを考えると、彼が僕よりも優れていたことは明らかだと思う。でも、これまでで最も才能のあるチームメイトはヴィニシウスかもしれない。僕の意見では彼が世界最高だ。僕たちは素晴らしい関係性を築いているよ」

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