
ナポリは28日、ナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンとの関係悪化を受け、クラブの公式声明を発表した。
先日、PKを失敗したオシムヘンを嘲笑するかのような動画がクラブ公式TikTokに投稿されたことをきっかけに、同選手との関係悪化が報じられていたナポリ。27日に行われたウディネーゼ戦ではチームの2得点目を記録したオシムヘンがゴールセレブレーションを拒否するなど、事態は深刻さを増していた。
こうした状況を受けて、クラブは28日に声明を発表し、渦中のオシムヘンとの関係について説明した。
「この問題のいかなる憶測や誤報を避けるため、SSCナポリはクラブの資産であるヴィクター・オシムヘンの気分を害したり、からかったりする意図がなかったことを明確に表明したい」
「夏の移籍市場で彼に対するすべてのオファーを拒否したことは、クラブの彼に対する評価の揺るがない証拠である」
「ソーシャルメディア、特にTikTok上では誇張された言語が愉快で遊び心のある方法で使用される。今回のケースではヴィクター(・オシムヘン)に対して嘲笑や愚弄する意図はなかった」
「もしヴィクターが気分を害したのであれば、それは全くクラブの意図するところではない」
選手との急速な関係悪化により、事態の火消しに追われるナポリ。オシムヘンには冬の移籍市場での退団の噂もささやかれる中、‟エース”との関係を修復することができるだろうか。