バルセロナのデコSDが狙っている17歳ブラジル人MFの獲得にチェルシーが前進?

 バルセロナとチェルシーがブラジルの若き才能を巡って争奪戦を繰り広げているようだ。

 スペイン紙『スポルト』は6日、バルセロナがコリンチャンスに所属する17歳のブラジル人MFガブリエウ・モスカルドの獲得を目指していたが、同選手獲得に向けて3000万ユーロ(約47億円)を提示するチェルシーが優位な状況であると報じている。

 今年8月にバルセロナのスポーツディレクター(SD)に就任したデコ氏はブラジル市場を熟知しており、モスカルドがコリンチャンスのトップチームでプレーする以前の5月〜6月にかけ、同選手が18歳になる2024年からの契約を締結させるべく動いていたようだ。

 しかしながらバルセロナは、ファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)の影響もあり獲得に動けなかったとのこと。すると、モスカルドは6月28日のコパ・リベルタドーレスでデビューし、トップチームで11試合に出場。17歳ながら落ち着いたプレーを披露し、市場価値が当初から比べ600%急騰したという。

 そんななか、チェルシーがモスカルド獲得に向け2度のオファーを提示するなど積極的な動きを見せており、コリンチャンスはチェルシーが提示した3000万ユーロ(約47億円)を評価し、近く合意に達する可能性があるようだ。

 そのような状況ではあるが、バルセロナと関係が深い『スポルト』は、モスカルドは「デコが探し求めているタイプの選手であり、チェルシーよりもバルセロナのスタイルに適している」と同選手を評している。

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