
チェルシーは26日、ニューイングランド・レボリューション(MLS)からセルビア代表GKジョルジェ・ペトロヴィッチが完全移籍加入することをクラブ公式サイトで発表した。
契約期間は2030年6月30日までの7年間となり、1年間の延長オプションが付いている。イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、チェルシーがニューイングランドに対して支払う移籍金は、1400万ポンド(約26億円)となるようだ。
現在23歳のペトロヴィッチは、母国セルビアのチュカリチュキでプロキャリアをスタートさせた。2022年4月からはニューイングランドでプレーし、在籍初年度からMLS年間最優秀GK候補で2位になるなど活躍を見せていた。2023シーズンのMLSではここまで22試合に出場。今夏にアーセナルと対戦したMLSオールスターのメンバーにも選出されていた。
チェルシーでは、今夏にセネガル代表GKエドゥアール・メンディがアル・アハリ(サウジアラビア)へ完全移籍し、スペイン代表GKケパ・アリサバラガもレアル・マドリードに期限付き移籍。スペイン代表GKロベルト・サンチェスをブライトンから獲得していたものの、同選手のバックアッパーとなれるGKを必要としていた。
ペトロヴィッチはチェルシー移籍に際し、クラブ公式サイトを通じてコメント。「チェルシーに移籍できて本当に嬉しい。僕にとって大きな一歩だし、世界有数のビッグクラブと契約することはずっと夢だった。今日、僕はその目標を達成したし、とてもハッピーだよ。プレミアリーグでプレーするのは本当に楽しみだし、ここチェルシーでいろいろなことを学びたい。みんなに会って、スタンフォード・ブリッジでプレーするのが待ちきれないよ」と意気込みを示した。