プロテスト2次から受験の今井鮎美 ケガの苦しみを乗り越えて「自分との戦いに勝ちたい」

<マイナビネクストヒロインゴルフツアー◇第7戦 リオン・ドールコーポレーション/ゼビオグループチャレンジカップ◇2日 事前◇ボナリ高原ゴルフクラブ(福島県)◇6418ヤード・パー72>
 
マイナビネクストヒロインゴルフツアー第7戦「リオン・ドールコーポレーション/ゼビオグループチャレンジカップ」が、あす3日(木)に行われる。
今年の4月に手首を痛め、マイナビネクストヒロインゴルフツアー開幕戦を棄権し、約1カ月間ゴルフクラブを握れない期間を過ごしていた今井鮎美。「気持ち的にはすごく焦っていた」という気持ちを前向きに変換、クラブを振れないぶんトレーニングを積み重ねて体重の増量にも成功。同ツアー直近2試合では17位タイ、11位タイと順位を上げている。今大会もプロテストを目前に、自信をつけるため上位を狙っている。
 
約1カ月間の休養期間は「みんなが頑張っているなか、自分だけ何もできなくてつらかった」と気持ちが病んでいたことも明かしたが、改めて「日頃から体をケアすることが大事だと感じた。4日間の試合とかで最後まで戦いきるためにも」と考えを改めたという。
 
だが、結果が求められるアスリートの世界。ゴルフから離れたくなることもあった。「つらくて苦しいときもいっぱいあるんですけど、“応援”が一番の力になっています。あとは試合でいい成績が出せると、それが自信につながって“もっと頑張ろう”と切り替えられる」。そんな思いをモチベーションに、試練を乗り越えてきたという。
 
昨年は4回目のプロテスト受験で初めて最終ステージまでコマを進めたが、3日目でカット。4日間戦い切ることができなかったが、今年は2次予選からの出場の権利を得た。「ひとつのミスに焦り、攻めと守りができなかった」ことが原因だと振り返る。だからこそ今大会では、「状況に合わせて攻めと守りを使い分ける」ことをテーマに5回目の受験となる10月のプロテスト2次予選通過に向けて、「自分との戦いに勝ちたいと思います」と挑む姿勢を表した。

JLPGAプロテスト、年に一度の人生をかけた戦いに「今年こそは受かりたい」と強く望む。(文・高木彩音)

externallink関連リンク

今井鮎美 今季成績&プロフィール マイナビネクストヒロインゴルフツアー第7戦 組み合わせ プロテスト1次予選を控えた林亜莉奈 “負のスパイラル”から抜け出せた言葉とは? プロテスト3度目の挑戦で初めて1次を突破 あすの試合を前に千葉雪乃は「“安心”に尽きる」 気になるネクストヒロイン・本明夏にプロテスト直前10の質問「高校のとき試合に出ていて、ツアーで活躍したいなと思って」
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)