
<全米女子オープン 2日目◇7日◇ペブルビーチGL(米カリフォルニア州)◇6509ヤード・パー72>
海外女子メジャーの今季第3戦、「全米女子オープン」2日目の競技が進行している。初日に7オーバー・124位タイと出遅れた渋野日向子は、2日目も難コースに苦しみ、10番でトリプルボギーを叩くなど、スコアを7つ落として、トータル14オーバーでホールアウト。現在のカットラインはトータル3オーバーで、2週前のメジャー「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」に続いて2試合連続の予選落ちは避けられない状況となった。
挽回したい2日目だったが、グリーンを狙うショットがなかなかピンに絡まず、5番ホールでボギーが先行する苦しい展開。前半2つ落として、きのうの初日にダブルボギーを叩いた10番ホールを迎えた。ティショットはフェアウェイをとらえたものの、セカンドショットをグリーン右のネイティブエリアに落として痛恨のトリプルボギー。この時点でトータル12オーバーとなり、決勝ラウンド進出は絶望的に。11番と14番でもボギーを叩き、バーディなしで18ホールを終えた。
そのほかの日本勢では、全米女子プロで8位に入った古江彩佳が3つ伸ばしてトータル1アンダー・暫定13位タイでプレー中。三ヶ島かなはトータル3オーバーの予選通過圏内でホールアウトしている。勝みなみはトータル6オーバー、山下美夢有はトータル9オーバー、上原彩子と脇元華はトータル13オーバー、アマチュアの長野未祈はトータル15オーバー、同じくアマチュアの小宮千鶴はトータル24オーバーで勝以外は予選落ち確実となっている。
現在のトップはこの日「68」をマークし、トータル7アンダーまで伸ばしたベイリー・ターディー(米国)。1打差のトータル6アンダーでアリセン・コープス(米国)とキム・ヒョージュ(韓国)が追っている。
初日をトップと1打差の3位タイと好スタートを切った畑岡奈紗は、このあと午後組で日本時間の朝6時24分にティオフを迎える。
【午後組の日本勢のスタート時間】※時間は日本時間
・佐藤心結 10番 8日午前4時56分
・川崎春花 1番 8日午前5時29分
・馬場咲希 10番 8日午前6時02分
・畑岡奈紗 1番 8日午前6時24分
・笹生優花 10番 8日午前6時35分
・上田桃子 1番 8日午前6時46分
・吉田優利 10番 8日午前6時46分
・西村優菜 1番 8日午前6時57分
・野村敏京、木下彩 10番 8日午前6時57分