ヨーロッパ初 ギリシャに最新F-16V戦闘機を引き渡し 空軍力は大幅アップ

周辺諸国も続々と買っています。

2027年までに計83機導入予定

 アメリカの大手航空機メーカー、ロッキード・マーチンは2023年1月31日、ギリシャ空軍にアップグレード改修を施したF-16戦闘機を引き渡したと発表しました。

 説明によると、今回引き渡した機体は既存のF-16C/Dを最新のV型仕様に改修したもので、納入5機目の機体だそう。ギリシャ空軍には単座型(ひとり乗り)のF-16Cと、複座型(ふたり乗り)のF-16D合わせて約150機が配備されていますが、そのなかでも比較的新しいF-16C/Dブロック50/52をF-16Vに改修する計画だと言います。 ロッキード・マーチンでは2027年までに総計83機をアップグレードする予定としており、ギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相は自身の公式ツイッターで、このアップグレード計画と合わせ、来年中に受け取る新型戦闘機ダッソー「ラファール」と、その後に引き渡される予定のF-35A「ライトニングII」戦闘機で、ギリシャの防空体制は近い将来、かつてないほど強固なものになると述べています。 なお、すでにF-16Vはバーレーンや台湾(中華民国)で運用が始まっており、さらに韓国やブルガリア、スロバキア、モロッコなども新造機の調達もしくは既存機のアップグレード化での導入を決めています。

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