
ラ・リーガ第17節(延期分)が2月1日に行われ、ベティスとバルセロナが対戦した。
ラ・リーガ第19節終了時点で、1試合未消化ながら首位に立つバルセロナ。ラ・リーガ再開後の4試合で3勝1分と好調を維持している。一方のベティスは現在6位。7位につけるラージョ・バジェカーノとの勝ち点差は「2」のため、欧州大会出場圏内の地位を固めるためにも勝ち点が欲しい今節、バルセロナを『ベニート・ビジャマリン』に迎えた。
試合はスコアレスで折り返した後半に動く。65分、MFフレンキー・デ・ヨングが相手の意表をつく形でクイックリスタート。左サイドでボールを受けたDFアレハンドロ・バルデが、ドリブルでペナルティエリア内に持ち運び、グランダーのクロスを送る。このボールにFWハフィーニャが飛び込んで、先制点を挙げた。80分には、コーナーキックからDFロナルド・アラウホが空中戦に勝ち、ヘディングでFWロベルト・レヴァンドフスキの足元にパスを供給。ワントラップでシュートコースを作り、技ありシュートでゴールネットを揺らした。リーグ戦3試合出場停止処分が明けた“ストライカー”の一撃で勝ち点3を手繰り寄せる。
ホームで負けられないベティスも85分に反撃の狼煙をあげる。中央でFWウィリアン・ジョゼが起点となり、MFロドリが左サイドに展開。駆け上がってきたDFユスフ・サバリが相手GKとDFの間にクロスをあげると、バルセロナDFジュール・クンデの身体にあたりゴールに吸い込まれた。
その後はしっかりとバルセロナが守り抜き、2-1でベティスを撃破した。この結果、勝ち点が「50」に到達し、首位で前半戦を折り返したバルセロナの次戦は、5日に『カンプ・ノウ』で行われるセビージャ戦に。一方で、本拠地に集まったベティコに勝利を届けられなかったベティスの次戦は4日、今度はセルタを『ベニート・ビジャマリン』に迎える。
【スコア】
ベティス 1-2 バルセロナ
【得点者】
0-1 65分 ハフィーニャ(バルセロナ)
0-2 80分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
1-2 85分 オウンゴール(ベティス)